パリには大小数多くの美術館が存在するけれど、この4月にリニューアルオープンしたばかりの「書簡と直筆美術館」は、さまざまな分野の偉人たちの直筆モノを集めた地味ながらユニークな美術館。
館内はジャンルごとに展示コーナーが区切られ、まず最初はルイ14世ほか歴代フランス国王やマリーアントワネット、ナポレオン、カトリーヌ・ド・メディシスといった歴史的人物のコーナー。お次はサイエンス&音楽のお部屋。エディソン直筆の電球図解、アインシュタインの計算式、ベートーベンやラヴェルの楽譜など、フランス人に限らず世界中から集められたコレクションは貴重なものばかり。そしてこの美術館の目玉とも言えるサン=テグジュペリ直筆、星の王子様のイラストが入った手紙が展示されている文学&絵画コーナー。そのほかピカソやデュフィ、ゴッホのデッサン入り書簡やスケッチブックなども見ていて楽しい。



展示されているほとんどが誰もが知っている歴史的人物のものばかり。几帳面な字やミミズがはうような筆記体、飾り文字のような美しい書体など、その筆跡からその人の人となりを想像してみるのもまた一興。今年2010年8月29日までは、地上階の企画スペースではプルースト特集を開催中です。
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