「映画の父」とよばれるリュミエール兄弟を生んだ映画発祥の地・フランス。ゴダール、トリュフォー、ロメールといったヌーヴェル・ヴァーグの作家を輩出し、今年のアカデミー賞ではエディット・ピアフの激動の人生を描いた「モーム」でフランスの若手女優マリオン・コティヤールが主演女優賞を受賞するなど、フランスと映画は切っても切れない関係。そういえばパリは世界で一番映画館が多い街とも言われていますよね。
そんなパリはフォーラム・デ・アールにこの12月5日に登場した新スポット。その名も「rue du cinéma(映画通り)」。1988年にオープンした「Forum des images(フォーラム・デ・ジマージュ)」が3年の改装工事をへて約4倍のスケールでリニューアルオープンし、それに合わせてパリで12番目の専門図書館となる映画専門「フランソワ・トリュフォー図書館」がオープン。赤・黒・グレーをキーカラーに使ったビビッドでモダンなインテリアの新空間が誕生しました。
フォーラム・デ・ジマージュのコレクション・サロンではすべてデジタル化された6500タイトルの映画が鑑賞でき、ゆったり座り心地のいいソファを配したオープンスペースに1〜2人用から8人用まで50ブースを完備。また大型スクリーンの映画館もあり、こちらではテーマを設けてプログラムを上映。第一回目は「N.Y.」(来年3月1日まで)。このテーマ上映1本と2時間のコレクション・サロン利用で5ユーロというお得な料金設定もうれしいです。また併設のカフェ・バー「セティエム・アール」のメニューとのセット料金もあり。

フォーラム・デ・ジマージョのお隣にオープンしたフランソワ・トリュフォー図書館は、1200平米の空間に17000冊の蔵書、2500タイトルのサントラ盤、7500タイトルのDVDを収蔵。インターネット完備の閲覧コーナーにて無料で視聴可能。DVDの貸し出しも行っています(有料)。
日曜日はどこもかしこも閉まってしまうパリにあって、この「rue du cinéma」は日曜もオープン。フランスの大手映画館UGCのシネコン2つが入るフォーラム・デ・アールというロケーションだけに、パリの日曜日は映画三昧というのはいかがでしょう? ん?フランス語じゃ映画がわからない? そんなアナタは図書館で映画スターの写真集を眺めたり併設カフェでお茶してみるだけでもシネマな雰囲気を堪能できるハズ! |