ノエルのイルミネーションも始まり、デパートでのクリスマス商戦もスタートしたこの時期。パーティー向けの華やかなファッションがウィンドーにもちらほら。そんなゴージャスモードに負けない豪華絢爛なモードの展覧会が開催されています。
ルイ・ジュヴェの演出で上演されたモリエールの「L'Ecole des femmes」を見た若きイヴ・サン-ローランは、スペクタクルだけではなくその衣裳と舞台装飾にひどく感銘を受け、その後1959年、ローラン・プチ演出のバレエ「シラノドベルジュラック」で初めて舞台衣裳を手かげます。以来、バレエ、テアトル、シネマ、そしてミュージックホールの世界で、40作あまりのスペクタクルのコスチュームと時には舞台装飾をデザインしたサンローラン。今回の展覧会では、百万ドルの脚線美をもつと言われるフランスのバレリーナ、ジジ・ジャンメールのためにデザインされたゴージャスなレビューのコスチュームをはじめ、実際の舞台衣裳やオリジナルのデザイン画をみることができます。
5年前に惜しまれつつも現役を引退したイヴ・サン-ローラン。この偉大なデザイナーの新たな一面を発見しつつ、華やかなモードの歴史を体感してみて。