パリで最大の蚤の市、クリニャンクール。地下鉄の駅を降りて、目的地へ向かうと、まず左手に見えてくるのが、観光客向けのお土産や衣料品などが売られている市場。この辺りは安い衣料品目当ての若者がたくさん訪れる、かなり賑やかなエリア。
でもザ・フランス!な蚤の市があるのは、高速道路の高架橋を越えた向こう側。「VERNAISON」という青いアーケード街。ゲートをくぐり、一歩足を踏み入れると、そこは一面、ノスタルジックなアンティークの世界!市というよりは小さなお店がひしめきあっているという感じ。軒先や通路から店内まで、並んでいるものは、カフェオレボールなどの生活雑貨から始まり、家具、古着、麻やコットンを扱うお店、アクセサリー、古本にレコードからどう見てもガラクタ(?)なものまで…本当にキリがない豊富さ。また、それぞれのお店の趣向に凝ったディスプレイは、見ているだけで、飽きません。
他にも、2階建ての緑のアーケード街(MARCHE DAUPHINE)、ちょっと豪華な西洋アンティーク街が2つ(BIRON、SERPETTE)、家具街(PAUL
BERT)など、蚤の市の中はいくつかの地区に分かれて、お店が延々と続く迷路状態。この辺りにはカフェもあるので、休憩もできますが、何といってもやっぱり広い!ので時間に余裕のない人は、あらかじめ行きたい所をしぼっておく方がいいかもしれません。

そうそう、それからここの蚤の市の醍醐味としてもうひとつ。自分のお気に入り、好きな物を探すのはもちろんですが、お店を巡っている間に、いろんなフランス人(お店番の)に出会えるというコト。「ふんふんふ~ん♪」と鼻歌を歌いながら店支度をしたり、微動すらせず新聞を静かに読んでいたり、ご近所のお店の人と売り物?のイスに座って会話に花を咲かしたり…私たち日本人から見れば「仕事をしているの??!!」と思ってしまうところだけれど、もしかしたら、フランスの古くて素敵な宝物達はフランス人のこのゆったりした気質から生まれたものなのかもしれませんネ。

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