Haute Culture : Général Idea
ジェネラル・アイデア大回顧展
ホルヘ・ゾンタル、フィリックス・パーツ、AAブロンソンの3人が1969年にカナダのオンタリオで結成した“ジェネラル・アイデア”。パンダメイクにプードルの毛を模した帽子を被ったおじさん3人組の写真を今パリ中で見かけますが、コレ、コメディ映画の広告でもなくスペクタクルの広告でもない。20世紀終盤の現実と虚構をユーモアと批判精神で表現した伝説的アート集団の回顧展告知なのです。
カナダのモンティパイソンとも言われるジェネラル・アイデアが発表する作品は、架空のミューズ“ミス・ジェネラル・アイデア”をめぐる物語の断片として構築されたもの。1994年にゾンタルとパーツがエイズにより相次いで他界し、AAブロンソンが残るのみとなりましたが、21世紀になっても彼らの批評性は未だ健在。
彼らのあらゆる作品に登場する3匹のプードル。回顧展はブルーのアートで有名なイブ・クラインへのオマージュであり批判とも言える“XXX Bleu”で始まりますが、これにも3匹のプードルが登場しています。
また、彼らの代表作のひとつとして挙げられるのが、アメリカの雑誌「LIFE」のパロディとも言える「FILE」マガジン。1972年から1989年まで26号が発表され、さまざまなアーティストとのコラボも興味深いもの。
展示の最後は1987年から発表された「AIDS」シリーズ。アメリカのポップアート・アーティストであるロバート・インディアナの代表作“LOVE”のパロディ。
この展示が行われているパリ市立近代美術館といえば、常設のラウル・デュフィによる長さ60メートル、高さ10メートルの大作“電気の精”で有名ですが、この作品の展示室にもジェネラル・アイデアの作品があるのでお見逃しなく。デュフィとジェネラル・アイデアの不思議なコラボは必見。
HAUTE CULTURE : GENERAL IDEA
ジェネラル・アイデア大回顧展
●展覧会期間/~2011年4月30日(土)●開催場所/Musée d’Art moderne de la Ville de Paris (パリ市立近代美術館)
●住所/11, avenue du Président Wilson 75016 Paris
●開館時間/10:00~18:00(木曜は~22:00*ただし夜間は企画展示のみで常設はデュフィのみ公開)月曜・祝日休館
●最寄りメトロ/「Iéna」「 Alma Marceau 」9番線
●入場料/7€
●公式サイトhttp://mam.paris.fr/























