シテ島の牢獄・コンシェルジュリーが、映画スタジオに!?

Monuments, Stars du 7e Art
第七芸術のスター、モニュメント展

マリー・アントワネットが処刑されるまで収監されていたことでも知られるコンシェルジュリー。14世紀にフィリップ4世によって建設された王宮ですが、フランス革命時には牢獄として使用されていました。約4000人もの人が収監され、そのうち7割の人がコンコルド広場のギロチン台へ送られたといいます。現在では、マリー・アントワネットの独房などが再現され、セーヌに面したゴシック様式の物々しい外観はどこか重い雰囲気が漂っていたりするのですが、今年の2月まで地上階の「憲兵の間」が一大映画スタジオに大変身!という展覧会が開かれていて話題を呼んでいます。

映画創成期からフランスが誇るシャトーや大聖堂といった歴史的建造物は何度となく映画の舞台となり、まさにそこで撮影が行われたり実物大セットが作られることもありました。ある意味もうひとつの“映画のスター”であったわけです。今回の展覧会では、そんな映画の舞台の裏側を紹介し、どのように撮影が行われたか、その舞台となったモニュメントが映画人に与えた影響などを検証するもの。世界初の職業映画監督と言われているジョルジュ・メリエスから最新のウォルト・ディズニーまで、ヌーベル・ヴァーグのエリック・ロメールからソフィア・コッポラまで。

映画の実物セットを再現したものもあり、なかでも、遊園地の乗り物のような揺れる自動車の後ろに流れる景色が映し出されるスクリーンという車に乗っているシーンを撮影するセット、真っ青なバックの前に立っているのに画面では森の背景が合成されている撮影セットといった、実際に体験できるセットもあって大人も子供も大はしゃぎ。

12区にある映画の美術館「シネマテーク・フランセーズ」と提携した企画につき、コンシェルジュリの入場券でシネマテーク美術館にも入場できるというオマケつき。




Monuments, Stars du 7e Art
第七芸術のスター、モニュメント展

●展覧会期間/~2011年2月13日(土)
●開催場所/Conciergerie コンシェルジュリー
●住所/2 boulevard du Palais 75001 Paris
●開館時間/9:30~18:00 無休
●最寄りメトロ/「Cité」4番線
●入場料/8.5€(サン・シャペルとの共通券12.5€)



更新日 : 2011 . 1 . 11

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