資生堂ウィンドウ・ディスプレイ展「アーバン・アート・ボックス」

Urban Art Box
アーバン・アート・ボックス

1914年から銀座・資生堂のウィンドゥを飾ってきたディスプレイ。アートとしての評価も高く、銀座でショッピングを楽しむ人たちの視線を集めてきました。9月22日からサンジェルマン・デ・プレで開催中の「URBAN ART BOX」では代表的な30点のウィンドウ・アートがパネル展示されています。

パリで化粧品を発売して今年で30周年を迎える資生堂はその歩みのなかで深くフランスと繋がっています。このウィンドウ・ディスプレイの始まりはパリでの生活経験でフランス文化・芸術に影響を受けた初代社長・福原信三の発案により始まったもの。優雅で独特なスタイルを確立し当時「資生堂調」と言われたロゴマークやパッケージ、ポスターのデザインはアールヌーボーやアールデコの要素が取り入れられています。また1977年にはフランス人の新進デザイナー6名を日本に招き、「6人のパリ」というファッションショーを開催し、日仏の文化交流を行ってきました。

今回の展示は、室内と屋外の2カ所。真っ暗な室内の中では、過去のディスプレイパネル写真が、約20センチ幅に設えられたたくさんの小窓の中にひとつづつ納められています。懐かしさあり、新発見あり、時代に華やかさを与えたディスプレイの小窓の中をのぞいていると、小さな写真ながらもどこか別世界に連れて行かれたような気になってきます。

また、屋外のサンジェルマン・デ・プレ広場には、化粧品をテーマにフランスの若手現代アーティスト6人によるディスプレイ作品「未来の資生堂6点」が登場。「スキンケア」「メーキャップ」「サンケア」「ボディーケア」「メンズ」「フレグランス」の6テーマを各アーティストがウィンドウ・ディスプレイで表現しています。そして、来場者による投票で選ばれた最優秀者は来年の春に銀座資生堂本社のウィンドウ・デザインを手がけることに。入り口で配られるパンフレットに投票券がついているので、お気に入りのアーティストのイラストをキリトって会場出口の投票ボックスへ。2011年の春、銀座で蘇るパリの思い出作りにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。




URBAN ART BOX
アーバン・アート・ボックス

●展覧会期間/~2010年10月10日(日)
●開催場所/Hôtel de l’Industrie
Place Saint-Germain des Prés
●住所/4, place Saint-Germain des Prés 75006 Paris
●開館時間/10:00~19:00 無休
●最寄りメトロ/「Saint-Germain des Prés」4番線
●入場料/無料



更新日 : 2010 . 9 . 28

パリ情報.fr Homeへ戻る