Yves Saint Laurent
イヴ・サン・ローラン回顧展
“モードの帝王”と呼ばれ、単なるファッション・デザイナーではなく芸術家と評されるフランスを代表するデザイナー、イヴ・サン・ローラン。彼の作品のすべてをコレクションし管理してきた「ピエール・ベルジェ財団」と「プティ・パレ」の協力で開催されている、死後初となる大規模な回顧展が話題となっています。
イヴ・サン・ローランとえば21歳の若さでクリスチャン・ディオールのデザイナーに抜擢され発表したトラペーズ・ライン、戦後の女性ファッションに衝撃を与えたスモーキング、パンタロン、サファリ・ルックという歴史に残るコレクションを発表してきました。今回の展覧会では1958年のディオール時代から2000年に引退するまでの約40年のキャリアを「ピエール・ベルジェ財団」が保管する膨大なコレクション、デッサン、資料から紹介するだけでなく、サン・ローランがインスピレーションを得たという絵画や音楽、本なども登場。また1971年ジャン・ルー・シーフが撮影したヌード写真のシリーズも展示されています。当時メンズフレグランスの広告として使用されましたが、使用されなかった未公開作品も初めて一般に公開されるというのも見逃せません。
映画「昼顔」での衣装を担当して以来、彼のミューズとして生涯交流のあったカトリーヌ・ドヌーブを始め、数々のセレブリティに愛され、彼女たちのためにデザインを手がけたサン・ローラン。けれでも彼のクリエーションはそういった限られた人たちのためだけにとどまらず、仕事を持ち、車を運転し、自ら未来を切り開く自立した女性のためにも洋服をデザインしたのです。会場の入り口にピーコートが飾られているのはまさにその象徴。
フランスが誇る偉大なアーティストの初の回顧展とあって連日行列ができるほどの盛況ぶり。インターネットでチケットが予約できるので活用してみて。
Yves Saint Laurent
イヴ・サン・ローラン回顧展
●展覧会期間/~2010年8月29日(日)●開催場所/プチパレ Petit Palais (Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris)
●住所/Avenue Winston Churchill 75008 Paris
●開館時間/10:00~18:00(木曜は~20:00)月曜・祝日休館
●最寄りメトロ/「Champs-Elysées-Clemenceau」1・13番線
●入場料/11€ (※ネット予約は公式サイトの”INFOS PRATIQUES”ページ”TARIFS”の欄からリンクで飛べます)
●公式サイトhttp://www.yslretrospective.com/























