9月の第3週末は、秋の非公開文化財大公開の日。

Journées européennes du patrimoine 2008
ヨーロッパ文化遺産デー2008

フランスでは9月は新年度・新学期が始まる月とあって、文化イベントも目白押し。そんなか毎年9月の第3週末に開催されている「ヨーロッパ文化遺産デー」は旅行者にも見逃せない貴重なイベント。大統領官邸・エリゼ宮や上院議会のあるリュクサンブール宮殿、大使館に県庁といった公共の建物から個人所有のヴィラやシャトーまで、普段見ることのできない場所がフランス全土で特別公開されるのです。1984年に始まり、1991年からはヨーロッパにも広がったこのイベント、25回目を迎える今年は47カ国で同時開催されています。 数ある公開スポットのなかでもパリ情報がぜひおススメしたいのはニコラ・サルコジ&カーラ・ブルーニの住まいでもある大統領官邸・エリゼ宮と、観光名所でもあるリュクサンブール公園にある上院議会(SENAT)・リュクサンブール宮殿のふたつ。

エリゼ宮

シャンゼリゼからもほど近いエリゼ宮は1718-1722年の建造。もともとはエルヴー伯爵の邸宅としてたてられましたが、その後ポンパドゥール婦人、ルイ15世、ルイ16世へと引き継がれ、1809年ナポレオン1世の時代に初めて国家元首の住宅として使用されます。1848年に共和国大統領官邸となり、ナポレオン3世による大改修をへて、1940〜46年に一度閉鎖されますが、1940年から再び大統領官邸となりました。今回の公開では、正面前庭で歴代大統領公用車の展示が行われるほか、サロン・ド・プレステージ、祝宴の間、大統領執務室を見学することができます。

●住所/Avenue Gabriel Hôtel d’Evreux, Grille du Coq 75008 Paris
●メトロ最寄り駅/「CHAMPS-ÉLYSÉES-CLEMENCEAU」1・13番線
●観覧日時/2008年9月20(土)・21(日) 9am〜8pm(大統領のスケジュールにより変更になる場合あり)
●入場料/無料

リュクサンブール宮殿

イタリアよりフランス王室に輿入れしたマリー・ド・メディシスのために、彼女が育ったフィレンツェのピッティ宮殿を模して1615年に建てられたもので、フランス革命時には牢獄として使用されましたが、1801年より上院議会となりました。今回公開されるのはプティ・リュクサンブールと庭園の温室。王妃のチャペルやかつてのフィーユデカルヴェール修道院の内回廊(ジャルダン・ディヴェール)などが見所です。

●住所/15 rue de Vaugirard 75015-75006 Paris
●メトロ最寄り駅/「Luxembourg」RER B線、「Odéon」4・10番線、「Mabillon」10番線
●観覧日時/2008年9月20(土) 9am〜10pm(入場は〜8pm)、21(日) 9am〜4pm(入場は〜1h30pm)
庭園 20(土)・ 21(日) 9am〜7pm
●入場料/無料




Journées européennes du patrimoine
ヨーロッパ文化遺産デー

地域によって観覧できるは施設は多数あり、入場時間等も異なります。
詳細は下記公式サイト(フランス語)のプログラムコンテンツでご検索下さい。
●公式サイトhttp://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/


更新日 : 2008 . 9 . 1

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