「ソルド」なる言葉は、私が日本を離れてフランスに来るまでは全く知らなかった。今や、当たり前のように外来語が氾濫する日本。特に、お買い物やグルメなどに関する言葉は、女性を中心に広がっていくらしい。
思えば”シャノワール”だとか”ルノワール”などという喫茶店(キャフェというのかな?)の名前、”ベラミ”の意味が分かったのは最近。「あ〜、このことだったのか…」と関心したりしています。フランスは日本でも身近になりましたね。
そんなわけで「ソルド」なんて言葉は、今では普通の女性の会話には自然に入ってくるようですがハイカラ(死語?)になったものです。
昨年来の不景気を受けてか、今年の冬のソルドはすごい!との噂です。ニュースでも連日大騒ぎ。目の色変えてソルド会場に突撃!「女性は強い…」と思う瞬間です(笑)。なんでも昨年売れ残った商品を大割引して売り払おうとする商店の意気込みはすごく、例年は20%くらいから徐々に割引率を上げてゆくのですが、今年はいきなり50%引きなどというところが軒並みで、70%引きから始めるところも沢山あるようです。ご存知のように、EU以外の国から来られた旅行者はさらに消費税の免除という特権が付く。日本では5%の消費税がフランスでは19.6%もあります。これらも差し引いてもらったら買わなきゃソン。ニュースによれば、懸念していた出足も快調で、クリスマスプレゼントを今まで買わないでいた人たちもいるとか。もっともこのクリスマスプレゼントを安価で売買するインターネットサイトもあるそうで夢が無くなってします。
ちなみにフランスでは、「ソルド」は各県の条例で決まっている期間しか行ってはいけないことになっています。何でも法律で決めるフランスですが、「ソルド」に関しては基本的には年2回、「夏のソルド」は6月最終水曜日の午前8時からと「冬のソルド」は1月2週目、これも水曜日の午前8時からに規定されています。また、期間はそれぞれ6週間、ソルド用に商品を作ることは違法行為だし、売り出される商品が1ヶ月前にはソルド時の割引以前の値段で売っていなければならないなど、結構厳しい決まりがあります。最近では、シャンゼリゼの店などで午前0時に一斉開始などというのも毎年の恒例行事になりつつあります。女性はソルド開始時期の前に色々な店を事前調査しているので、当日にはその商品へまっしぐら!と、いうことらしい。どの国でも女性のパワーを目の当たりに出来る光景ではある。私も今から靴を買いに行かなくては…。めぼしをつけていた物が売れていなければよいのですが…。まだ遅くないです!皆様もパリで円高を確かめながら、良いお買い物を!(2009年1月/発行人)
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