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ParisNavi
 
 
     
No.15 パリは大きな灰皿!
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21)軍事パレードを見て思い出すこと。
20)フランス人の頭の回転のすごさ。
19)新年はソルドの勢いからスタート。
⑱年末のパリ名物を眺めながら。
⑰エッフェル塔の電飾も、節約へ。
⑯変わってきた、パリの夏。
⑮パリの路上は、ゴミ箱?
⑭フランス人は、働き者…か?
⑬ 3月の雨、ジブレ・ド・マルス。
 
 
    2008年1月1日をもって、本格的に実施されている禁煙法。公共の場所は当然としても、レストランやキャフェでもタバコ好きの人達は我慢をしなければならなくなった。

個人的には5月一杯帰国していたためにどうしてもフランスのことがかすんでしまい、コラムを書きたくも日本社会のスピードや初めて住む大阪のもの珍しさも手伝ってか、全くパリのことを想像するのさえ困難になってしまっていた。東京のど真ん中で生まれ育った私は、噂には聞いていたが大阪人の迫力に圧倒されてしまった。なんといってもおばちゃんたちのチャリンコ。「あらヨッ!」といった感じで狭いところをスラローム!4回ばかりかすられたのは、大阪らしい土産話となった。あ、ついつい話がそれてしまいましたね。 

タバコのポイ捨てなど、大阪の中心地では監視員が若者を中心に取り締まったらしく、初の罰金対象者が出た云々とニュースになっていた。パリに帰ってくると、驚いたことに道端のありとあらゆるところは灰皿と化していた!日中はオフィスを少しサボって、道端でぷかぷかやりながらだべっている人達が一杯いる。一昔前までは歩道は犬のフンで埋め尽くされていたのだが(本当にひどかった)最近は飼い主も罰金を恐れてか日本と同じようにきちっと後始末をしながら犬の散歩をしている人達が増えた。犬のフン害は急激に低下したそうだ。歩道を掃除するグリーンのフン対策用小型清掃車も見かけなくなった。が、しかし。今はタバコの吸殻がフンに代わったようだ。

それししても彼等(フン対策用小型清掃車の担当清掃員)は失業したのだろうか?この規則が施行される前は、飼い主たちはこれらの職員の失業を理由に反対していた人もいたらしく、日本人の私はフランス人のメンタリティーに苦笑したものだ。パリ市は今まで何度と無く、公衆道徳や飼い主としての責任をアピールしてきてフン害を食いとどめようとしてきたのだが、結局のところ毎回、不発。犬と生活している人の人口があまりにも多いので、選挙を片目で睨みながら歴代の市長は強攻策が取れなかったのであろう。しかし!次期社会党書記長候補として突然脚光を浴び当選を果たしたドラノエ市長は、持ち前の女性的(これには色々理由がある)な信念を貫き、見事市民のモラル改革に成功したようだ。ケムリを奪われた人達は食事の後もレストアンやカフェの中で一服というわけに行かなくなったので、カフェの表に出たのである。日本でも同様の光景は見られるのだが、人の言うことを聞かないフランス人も世代交代と共に少しずつメンタリティーが変わってきたのだろうか?しかしながらパリの街は灰皿になってしまった。ちなみに、彼らにとって<ポイ捨て>は全く罪悪感はないようである。パリの道路は頻繁に掃除されているし、何より自宅は徹底的にキレイにしても外はそんなの関係ないのか、気にとめてもいない。

   

 パリに来られるときには、フランス人の実態を見るいい機会なので、是非人間観察をしてもらいたいと思います。外でタバコを吸っている人達の多さ、吸殻のポイ捨ては、もはやパリの新名物になりつつあります。加えて、6月にフランスに来られる人を驚かすのは日照時間の長さだと思います。夏至(6月21日)の頃には、10時30分頃まで何となく明るくて、外にいる時間が自然と長くなるものです。フランスから欧州全体に広がっていった音楽祭(音楽の日)など、バカンス前の催し物が満載のパリ。是非皆さんもパリにおいでください。華やかですよ。(2008年6月末/発行人)
 
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