楽しい8月がやって来た。7月中にバカンスに行った人達はかわいそうなことにずぶぬれ状態。南フランス組は何とか無事に天気をくぐり抜けたけれど、北や西、つまりノルマンディーやブルターニュ地方に出かけた人たちは何とも気の毒な様子だった。連日の雨風で、吹き飛ばされそうな格好でカッパを着て寒そうに歩く家族のテレビインタビューなどを見ていると、此方まで悲しくなってしまう…そんな有様のバカンス序盤。7月組みが職場にボツボツ戻り始めましたが、例年のような真っ黒い顔はどことなく少ない…。何か中途半端なバカンスを過ごしたような顔つきだ。しかし、8月になったとたん突然の晴天!気温はぐんぐん上がり、まさにバカンス絶好調!……可愛そうな7月組。

当ホームページでも紹介している乗り捨て自転車(VELIB)は、パリジャン&パリジェンヌはもとより観光者にも大人気。ついに8月2日に、述べ100万台が貸し出されたんだそう!これからは皆さんもパリにこられたら自転車見学、なんていうのが主流になるのかも。最初の30分は無料というのが何ともうれしい。8月は車が少ないので、パリの街は本当に走りやすい。恐らく、9月になれば曲乗りのようなパリの運転手が再登場…。我々外人には怖くてユックリ自転車などとしゃれていられない(笑)。
前にも書いたように、8月はパリが一番静かな時期。街を歩いていても、普段は考えられないような光景をじっくり見ることができ、新しい発見が出来る季節。いつもは上を向いて歩けない街ではあるが(加えて一昔前には犬のフンですってんころりの事故多発)この時季ばかりは周りの建物、それも歩きながら最上階までゆっくり眺めて観ようなどという気になる。それにしても、パリの建物は本当に美しい。何百年も前に建築された石の建物は、10年に一度の外観の化粧直しをして、夏の太陽に照らされまばゆいばかりです。あの窓の一つ一つの内側でどのような人々が住み、どのような人生が過ぎ去っていくのだろう……。こんなことを考えながらの散策は、8月のパリならではのことだろう。発行人/8月 |