パリにやってきた当初、アパートの大家さんから「パリの3大グルメ通りって知ってる?5区のムフタール通りと9区のマルティール通り、そして2区のモントルグイユ通りだよ」と聞かされました。そのなかのひとつ、モントルグイユはその昔「パリの胃袋」と呼ばれたレアールの近く。昼時ともなると人がドッと押し寄せてたいそうな賑わいとなります。伝統的なビストロ、有名パン屋、イタリアンデリ、モロッコデリ、中華デリ、ピザ屋にピンク色のモダンなスシ屋..... そのほかレトロな八百屋やチーズ屋、ワイン屋、老舗パティスリーと盛りだくさん。そんなモントルグイユに今年の4月にオープンしたのが「ドロール・ランドロワ・プール・ユヌ・ランコントル」という名のカフェレストバー。直訳すると“出会いのためのユニークな場所”で、略して「DEPUR」。実はココ、18区で大人気だったカフェレストラン。約8ヶ月の工事期間を経て晴れて移転リニューアルとなったのです。

ニューヨークの元トレーダーとその友人の二人が始めたこちらは、ニューヨークスタイルとフレンチスタイルをほどよくミックスしたモダンなカフェレスト。パリの老舗料理学校「ルノートル」のレストランを初め世界各国で修業したシェフによる料理も、クラシックなビストロ料理とさまざまなエッセンスを取り込んだ創作料理がうまく共存するメニューになっています。
1時をすぎるとあっという間に満席になるランチは日替わりメニューが人気。この日の日替わり前菜はマグロのタルタル。ゴマを効かせた甘みのあるソースで新鮮なマグロをマリネしたちょっぴりエスニックなお味。メインのほうは牛肉のステーキもしくはサーモンの軽いポワレ。ステーキには自家製の揚げたてポテトフライ(おいしい!)、サーモンにはこちらも自家製のクリーミーじゃがいもピューレが添えられます。軽く食べたい人は定番メニューから玉子料理をチョイスしてみては? 目玉焼きかポーチドエッグがのったオープンサンドはベーコンかサーモンを追加できてたっぷりのサラダ付き。

ニューヨークの地下鉄のタイルを使ったユニークな内装もアメリカン+フレンチスタイルで、壁にはたくさんのメッセージが。これが店名にもある“出会い”の場となっていて、各テーブルに置かれた用紙にメッセージを書き込みクリップでとめます。お友達募集やイベントのお知らせ、仕事の募集などなど、さまざまな出会いの場として活用されているとか。旅行中ならパリを案内してくれる人募集!なんてメッセージを残すのもアリかも。素敵なパリの出会いが待っているかもしれません!
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