店の外観や内装が国の歴史的建造物に指定されているという由緒ある古い建物。そこで売られているパンたちも実は100年前のレシピを蘇らせて作られているんです。
オーナーのヴァッスールさんは30歳で子供の頃の夢をかなえるべくパン屋に転職。お金のためだけでなく情熱のためにパンを作っているという職人気質。2008年にはミシュランと並ぶグルメガイド「ゴー・エ・ミヨー」でパリ最優秀ブランジュリーに選ばれ人気店となった今でも、あえて規模は広げず、限られたレパートリーでひとつひとつのパンを手作業で丁寧に作り続けています。


ヴァッスールさんのこだわりはまずは材料を厳選することから始まります。オーガニック栽培の小麦粉や伝統粉を厳選、酵母はほとんど使わずに小麦の味を大事にするため時間をおしまずにゆっくりとミキシングを行います。手間をかけてじっくり作り上げた生地は香り高く味わいもたっぷり。また、昔ながらの製法にのっとりコンポートではなく生のリンゴを入れて焼き上げたリンゴののヴィエノワズリー、ショソン・ア・ラ・ポムもおすすめ。伝統的なレーズン入りだけでなく、チョコレートとピスタチオやリヨンのプラリーヌといった珍しいフレーバーがそろう渦巻き状のデニッシュ・エスカルゴもお忘れなく。外にちょっとしたテラス席があるので、ぜひ焼きたてをほおばってみて。
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