ナタリー&ディディエのパティシェカップルが2004年にオープンした「パン・ド・シュークル」。二人はともに3ツ星レストラン「ピエール・ガニエール」でデザートを担当していたパティシェ仲間。星付きレストラン出身らしい、クリエイティビティにあふれたパティスリーが話題を呼んでいます。


伝統をリスペクトしつつも新しい“テクスチャー”“カラー”“フォルム”“味わい”を、というコンセプトのもと造り出される二人のパティスリーはショーケースを見ただけで納得。フランスのお菓子屋さんには必ずある定番のエクレアも「パン・ド・シュークル」のはなんだか様子が違います。普通、チョコレートかコーヒー風味のクリームを詰めたシュー生地にチョコレートをかけたのがエクレア。ところがこちらはデコボコとした表面のサクサクシュー皮にカラーも黄色にピンク、グリーン! 中に詰まっているのはパイナップルのクリームやフランボワーズとオレンジの花のクリーム、ミント風味のブラックチョコクリーム。見てびっくり食べて感激!のお味です。
新作の“ギョクロ”はピスタチオ風味のマドレーヌ・ビスキュイにプラリネ、ココナッツクリーム、玉露のムース、抹茶のチョコプレートという食感の異なるエレメンツを重ねて一つの作品に仕上げています。使っている玉露と抹茶は京都から直接仕入れるなど、素材に対するこだわりも深いもの。ほかにもレストランのデザートを凝縮したようなグラス入りデザート・ヴェリーヌも豊富にそろい、軽やかな食感のギモーブ、ハーブ遣いや素材の組み合わせが新鮮なマカロンなど、こじんまりした店内ながらバラエティ豊かなラインナップ。レジ奥でこおばしい香りを放つパン類も見逃せませんよ!
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