パリ生まれの女性写真家ベッティナ・ランス。ファッション写真家として「ヴォーグ」「エゴイスト」「フィガロ」などで活躍する一方、ストリッパーや売春婦、アクロバット芸人などを撮影したシリーズで注目を集め、女性の視線でとらえる官能的なヌード写真集は世界でベストセラーとなりました。その後、元フランス大統領ジャック・シラク氏の公式写真家となり、2002年と2007年にはレジオンドヌール勲章を授章しています。
今回パリに4カ所ある国立図書館のリシュリュー館(フランソワ・ミッテラン、ビブリオテック・ミュゼ・オペラはすでにパリ情報でご紹介しています)にて開催されている「ローズ、セ・パリ」は、今までもたびたびコラボレーションしてきた元夫で作家であるセルジュ・ブラムリーとのコラボ作品。パリを舞台にミステリアスなモノクロ画像で描いたRとBの双子の姉妹の物語です。13のエピソードから構成されるストーリーは、旅行から帰ったBはローズが消えてしまったことに気づくところから始まります。彼女はどこにいるの?生きているの?死んでいるの?ローズを探す物語がパリのあちらこちらのストリート、広場、カフェを舞台に映像と写真で展開していきます。登場する80名にものぼるモデル達のなかにはシャーロット・ランプリングやモニカ・ベルッチ、ヴァレリー・ルメルシエらの姿も。

会場の3カ所で同時にフィルムが上映されているので、まずはフィルムを見てから、写真を見るというのがおすすめ。ちなみにフィルムは1時間以上の長編なので座ってみるほうが疲れませんよ。
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