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ParisNavi
 
 
     
No.55 今からちょうど100年前。1910年1月、パリがセーヌに沈んだ。
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66)夏のヴェルサイユは庭園が主役!

65)70組の結婚式を追った、愛溢れた写真展。
64)ベルナドッテの秀逸な工業デザインたち。
63) ミステリアスで官能的なパリの物語。
62)20世紀初頭の、映画撮影舞台裏の記録。
61)サン・ローランのモードを巡る、大回顧展。
60)絵描き小僧、北野武の展覧会。
59)"アンチ叫び"な、ムンク展。
58)大人も大好き!プレイモービル。
57)イジスが写し取った「パリの夢」。
 
   

今年のフランスは厳しい寒波に見舞われ、年明け早々雪景色のパリが続いていましたが、今からちょうど100年前の1月、記録的な大洪水に襲われたパリは巨大な湖と化し、花の都はセーヌに沈んだというのをご存知でしょうか? 1910年1月20日に降り始めた雨は25日にはオルセー駅(当時は駅舎として使われていました)のガラス窓を破り駅の中にまで水が流れ込みました。28日には3.8メートルだった水深が8.5メートルにまで達したのです。

この歴史的な出来事から100年ということでマレにあるギャラリー・デ・ビブリオテックでは、当時の様子を伝える写真、絵画、手紙など200点の資料を公開する企画展が開催されています。


      

なかでも興味深いのが当時の姿を克明にとらえた写真たち。カメラが一般に広まり始めたこの頃、プロフェッショナル、アマチュアを問わず多くの人が貴重な写真を残しています。白黒に霞むパリの街は一見ノスタルジックですが、パリの人たちにとっては一大事。水没した300もの通りを移動する手段は船。パリがヴェニスに!?と見まがう映画のワンシーンのような光景が現実だったとは。。。

実はこの史実をもとに2007年にフランスで「2010年パリ大洪水」という架空のドキュメンタリー映画が制作されていたりもします。このなかでも登場する“洪水緊急対応策”は、実際に過去のデータをもとに作られていて、セーヌ川のほとりに位置するルーヴル美術館やオルセー美術館の収蔵品救出作戦も用意されているんだとか。

   

今年は寒くていいから雨だけは降りませんように。。。と祈りましょう。


 
  Paris Inondé 1910
~パリ大洪水 1910~

●展覧会期間/~2010年3月28日(日)
●開催場所/ギャラリー・デ・ビブリオテック
●住所/22, rue Malher 75004 Paris
●開館時間/13:00~19:00(木曜は~21:00)、月曜・祝日休館
●最寄りメトロ/「St-Paul」1番線
●入場料/4€
●公式サイトhttp://www.paris-bibliotheques.org/index2.php 
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