この時期クリスマス・マルシェで賑わうシャンゼリゼ通りはクレモンソー広場近くにあるグラン・パレ。お向かいのプチ・パレとともに1900年パリ万博のために建てられた大展示会場です。通常は展覧会などが開催されていますがパリコレではシャネルがショーを行い、それを見たプリンスが「ここでコンサートをやりたい!」と言い出したという話も記憶に新しいところ。
さて、そんなグラン・パレで年末のお楽しみイベント“Jour de Fêtes(縁日)”が開催中です。フランスではおなじみの移動遊園地がそのままそっくりグラン・パレの中に登場。中央には吹きっさらしのゴンドラに高速回転がちょっぴりコワイ観覧車、グルグルと回転する絶叫マシーン、チープなバカバカしさがおもしろ恐怖なお化け屋敷、メリーゴーランドに射的、ゴーカート、空中ブランコなどなど。子供だけでなく大人も夢中になって大騒ぎしてしまう楽しいアミューズメント空間。照明アーティストのフランソワ・オステルリッツによるスペシャル・イルミネーションは、鉄骨にガラス張りというグラン・パレ独特の建築に合わせてコーディネートされ、中央の観覧車下から見上げるとまるで花火が上がっているような美しさ。子供の頃夢見たようなファンタジックな遊びの国にやってきたようで、大人もテンション上がっちゃいます。単なる子供向けイベントに終わらずアーティスティックな仕掛けを施すところがフランス流。


また見逃せないのが、12区にある「Musée des Arts Forains-縁日博物館」のコレクション展示。知るヒトぞ知るこの博物館、19世紀の移動遊園地がそのまま保存されていて、当時のメリーゴーランドに乗れたりする貴重なスポット。昔のメリーゴーランドに使われていた何ともいえぬ表情のトラやブタなど、ユニークな展示内容。(通常は15名以上での予約に限り公開されていますが、2010年1月3日まで一般にも特別に公開されています。詳しくは下記をご覧下さい)

そして会場後方にはステージが設えられ、マヌーシュギターの熱いラテンミュージックのライブが繰り広げられています。室内とはいえ寒さがツライこの季節、ホットな気分にしてくれます。客席のバーではシャンパンやワインなど一杯飲めるスペースも。
大人から子供までしっかり楽しめてクリスマスのお祭り気分も満喫。クリスマス・マルシェの途中にあるので、ぜひセットで楽しんで!
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