2006年にオープンしたジャン・ヌーベル設計のモダンな美術館、ケ・ブランリー美術館。アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカの原始文明を紹介するこちら、枠にとらわれない自由で斬新な展示方法も話題で、常にたくさんの入館者でにぎわっています。セーヌ川のほとり、エッフェル塔のすぐそばという立地で、敷地内や館内の小窓からも間近にエッフェル塔が見えるという好ロケーション。
証明を落とした館内には装飾品やマスク、民芸品、楽器、トーテムポールなどが並び、スポットライトを浴びてショーケースの中で宝石のように浮かび上がる民芸品や高い天井を生かした4~5メートルのトーテムポール、あちこちに設置されたビデオモニターなど、興味深い展示に見入ってしまいます。
その上階スペースを利用して6月より開催されている「ターザン展」が早くも話題。アメリカの作家エドガー・ライス・バローズの小説の主人公としてこの世に登場して以来、数々の小説、漫画、映画、テレビシリーズで子供から大人までを魅了してきたジャングルの王様。今回はターザンにまつわる出版物や原画、映画の映像、写真などが展示されているほか、「ターザンの雄叫びコンテスト」なるものも開催されていたのが何ともユニーク! ツルをつかんで木から木へと飛び移るおなじみのアクションの際に発せられる「ア~アア~~」の雄叫び。ガーデンの特設テントにていざ挑戦!優勝者にはアフリカ旅行がプレゼントされたとのこと。残念ながら6月いっぱいでコンテストは終了しましたが…サイトにてダイジェストを見る事ができます(http://www.quaibranly.fr/fr/programmation/expositions/a-l-affiche/tarzan/nos-annees-tarzan/index.html)。この雄叫び、どんな由来があるのかは明確ではありませんが、最も有名なターザン俳優のジョニー・ワイズミュラーが叫んだのが始まりと言われています。
ちなみにこのジョニー・ワイズミュラーをはじめ歴代ターザン俳優の写真が展示されている小部屋もあり、ワイルド系メンズがお好きな女子は要チェック。甘いマスクにヒョウ柄パンツをヒラリと纏った筋肉美にグッとくるはず。簡単なプロフィールも一緒に紹介されていて、やはりターザンは体が重要ということなのか、元オリンピックの砲丸投げ選手とか元消防士といった方々が多いよう。先述のジョニーは元水泳選手です。

ガーデンに面したウッドデッキが気持ちいいカフェや、クリエイティブな料理で評判のシックなレストラン“Les Ombres”も併設しているので、こちらもぜひチェックを。
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