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フランスのラグジュアリー・ブランドといえば「ルイ・ヴィトン」。2005年にリニューアルしたシャンゼリゼ本店の最上階にギャラリーがあるのはご存知ですか?
ブティックとは別にあるバサノ通りの入り口から入り、デンマーク人デザイナー、オラファー・エリアソンによる無光無音の異空間エレベーターにて最上階へ。ドアが開くとそこはもうギャラリーで、シャンゼリゼからパリを見渡すパノラマが圧巻のバルコニーも必見。広々としたスペースには、旅をテーマに年間4~5本の展覧会が開催されています。
現在開催中の「Travelling」展では、国籍の異なる4人の映画作家がこの展覧会のために製作した短編を上映。作家のセレクトなどを担当したのは世界的に活躍するフランス人現代アーティストでもあるアート・ディレクターのアンジュ・ルキア。チリ、ベルギー、イタリア、タイ、世界の異なる4つの場所で展開される、10数分に込められた独自の世界観にどっぷりと浸ることができます。シャンゼリゼの穴場アートスポットとして要チェックです。
<作品>
「Jean-Philippe Toussaint/ジャン-フィリップ・トゥーサン」
1957年ベルギー・ブリュッセル生まれ、小説家・映画作家。斬新な文体で若者のモラトリアム状態を描いた「浴室」で小説家デビュー、大反響を巻き起こす。代表作は「ムッシュー」「ためらい」(小説)、「ムッシュー」(映画監督)「アイスリンク」(映画監督・脚本)など。
“Fuir~逃げる”(14分)
自信の小説「Fuir」の一場面を映像化。中国・広東を舞台に繰り広げられる二人の男と一人の女、二人の中国人と一人の西洋人、という3人の物語。登場人物たちの逃げる恐怖や不安を表現しているかのような揺れるカメラワークが独特の世界観を作り上げる。
●上映<Salle
1>11:05/12:05/12:50/13:30/14:15/14:55/15:40/16:20/17:05/17:45
「Apichatpong Weerasethakul/アピチャッポン・ウィーラセタクン」
1970年タイ・バンコク生まれ、脚本家・映画監督。ドキュメンタリーとフィクションの間を行き来するような即興性が魅力の映像作家。「トロピカル・マラディ」でカンヌ映画祭審査員賞、「ブリスフリー・ユア-ズ」ではカンヌ映画祭ある視点部門グランプリを獲得、世界的に注目を集める。
“Vampire~バンパイア”(19分)
タイとビルマの国境に広がるジャングルのなか、動物の生き血を吸って生きるバンパイア鳥“ノック・ピー”。大きな目が特徴で、時に人をも襲うと言われるが、いまだその姿を見た者はいないという。。。そんな幻の鳥を探す物語。
●上映<Salle
2 >11:45/12:25/13:10/13:50/14:35/15:15/16:00/16:40/17:25
「Eduardo Winspeare/エドゥアルド・ウィンスピア」
1965年オーストリア・ザルツブルグ生まれ、イタリア人映画作家。フィレンツェで文学を学んだ後、ミュンヘンで映画を学ぶ。数々のドキュメンタリーを発表している。代表作は「Pizzicata」「Sangue
Vivo」「Il Miracolo」など。
“Primo anniversario~初めての記念日”(22分)
結婚一周年を迎えるカップルを通して描かれる風刺コメディ。初めての結婚記念日にふたりはルイ・ヴィトンのブティックを訪れるが、残念なことに彼女のほしがったバッグを夫は買ってあげることができなかった。妻は家賃にとってあったお金を使おうとするが。。。。
●上映<Salle
3>11:05/12:05/12:45/13:30/14:10/14:55/15:35/16:20/17:00/17:45
「Carmen Castillo/カルメン・カスティロ」
チリ・サンチアゴ生まれ、映画作家。チリ革命左翼派に属し、1973年のクーデター以後地下組織で活動する。その後夫を亡くし、1976年フランスに亡命。「Nicaragua」「La
rue Santa Fe」などドキュメンタリー作品を発表。
“Desterria: Un pays nomme´ exil~デステリア:亡命の国”(16分)
舞台はメキシコ。自我を探す旅にでる一人の女性の物語。彼女は娘と孫娘が生まれ故郷の国へと旅立つのを止めるため、メキシコへと旅立つ。3世代の女性を通して語られる亡命とは。
●上映<Salle
4 >11:25/12:30/13:10/13:55/14:35/15:20/16:00/16:45/17:25
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Travelling
~トラヴェリング~
●展覧会期間/~2008年8月31日(日)
●開催場所/エスパス・ルイ・ヴィトン Espace Louis Vuitton
●住所/60 rue de Bassano 75008 Paris
●開館時間/12:00~19:00 無休
●最寄りメトロ/「George V」1番線
●入場料/無料 |
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